©LINE Corporation |
LINEのKS問題
Lineのリアルタイム性は、多方面で物議を醸している。一昔前のガラケー時代では、今のような「応答なし=人間的魅力の否定」と直接的に結びつくようなことはあまり無かった。少なくとも、「携帯壊れてるのかな?」や「別の要件でまだ見れてないのかな?」と意識的に自分の惨めさから目を背ける余地はいくらかあったはずである。携帯電話からの胸高鳴るサウンドが鳴らなくとも、それはそれで見て見ぬ振りは出来ていた。(ご飯は喉を通らない)
無傷では、メールは終われない。
相手から応答がなくても平気、という人が自分の周囲で思いつく限り、3人はいる。そういう人は、携帯に依存していない人やそもそも携帯が苦手な人、自分の時間を持っている人と、分類してみるとそんな感じになる。でも、スマホが流通して二人に一人にハイテク機器が標準化して以来、彼ら猛者のような考えが通用することはあまりなくなった。どちらかといえば、彼らは少数派で、大多数が理想的な・双方傷のつかない・平和的な終わり方を好んでいる。
ただ、世界戦争が未だに勃発しているこのワールド・ミクロコスモス。双方の要求通りに事無きを得るのは難しい。いずれか片方の妥協なしでは、無事にメールを完結させるのは至難の業である(はずだ)。いつ何時でも、犠牲は付き物である。こんなところでも、勝ち組・負け組が生まれる社会なんて、どうかしてるぜ。
新提案
そんな中、この世にはまだ希望が残っていた。
メールに妥協が付き物なら、”妥協”でなくすればいいよ。
と、とある人のツイートで気付かされた。意識改革である。いつの時代も、革命を起こすのは若者と決まっている。素敵なことだ。あっぱれ。
そのツイートがこちら。
電車の女子高生二人組。「LINE既読無視しないでよ」に対し友人が「すぐ返したらあんたもすぐ返すでしょ?そしてまた私がすぐ返してでキリがないよ。バレーのラリーはアタックで切れるんだから、既読なのに返ってこなかったら『アタック決めた!』って喜んでてよ」って斬新な解決策を提案してる。
— ぺんたぶ@作家彼女。お試しあります。 (@pentabutabu) 2014, 2月 22
この意識の新提案は、柔軟な頭脳を持っている若者でしか生まれない発想である。今まで、KS問題に対して具体的な解決策を提供できなかった自分が不甲斐ない。。あっぱれ。
0 コメント:
コメントを投稿